山口組顧問弁護士 山之内幸夫に有罪判決

建造物損壊教唆

山之内先生はある男性から雇用関係のトラブルとして依頼を受けていたようです。

その男性は自分で会社を営んでいたが、知人らに経営権を奪われ逆に雇われる形となり、支払われる報酬は少なく、倉庫や機械なども不法に占有されていたとの事。

会社を乗っ取られた側の弁護人として、乗っ取った連中を告発する立場にあり、
こちら側の正当性のためなのか、持ち出さなければいけない物があったのか、
鍵を壊して建物に入った事で、不法侵入という事件になったようです。

弁護士なんだから法律に沿って手続きを進めろというのは当然かもしれない。

しかし大昔に、ある殺人事件で被告人の無罪を証明するために、被害者とされる者の墓を掘り返した弁護士がいた。検察の嘘や矛盾を証明するためには、遺体なり遺骨を持ってすれば、被告の無罪を証明できると考えての行為である。当然弁護士として、墓を掘り返す事が違法な事は本人も分っている。けれども、その事で被告人の無罪が証明できれば、との考えから起こした違法行為である。

話を元に戻します。
今回この事件で、一番解せないのは、この時の事が依頼人により全て録音されていたという。それが山之内起訴の決め手になっているようです。

よく分からないのです。

自分のために頑張ってくれている弁護士の発言を全部録音し、
提出して事件にしてしまう。有罪判決が出れば、弁護士資格は剥奪されます。

何かあるなと感じるのは自分だけでしょうか・・・

山之内先生は山口組の弁護士として有名ですが、その事以前に弁護士として大変立派な先生です。
もちろんカタギの人間の弁護もやっていて、弁護士として真剣に、依頼者の身になって弁護活動してくれる数少ない弁護士です。

3年ほど前、

「先生、もう本書かへんのですか?」と聞くと、

「いやぁ~、もうねぇ~」と言っていました。

「先生がヤクザの本書かへんようになってから、ヤクザがおかしくなってきたんと違いますか?」

と言うと、笑っていました。

控訴されるようですが、一審の有罪判決がとても残念です。

http://www.sankei.com/west/news/150128/wst1501280021-n1.html


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