三重県四日市市の浜田町にあるビルで二代目愛桜会の菱田達之会長が他殺体で発見された。先日大阪では除籍されたばかりの三代目倉本組の河内敏之組長が拳銃自殺を遂げるなど、組織固めが進んでいる神戸山口組に対して、六代目山口組では分裂後の直参組長にまるでいい話がない。
菱田達之会長の件は、三重県警は殺人事件として捜査を開始するだろうが、誰が殺害したのか皆が気になるところだろう。
二代目愛桜会も複雑な事情があるようで、犯行は身内ではないかと言われているが、仮に菱田会長殺害が神戸山口組の手による犯行であったとしても、六代目山口組が組織を挙げての抗争事件に突入する事は考えにくい。今までのように各地の地域性を含んだ個人的要因に近い因縁がらみの単発的な争いにとどまるように思う。
ただ、そういった局地的な争いに歯止めが利かず、トコトンいって死者が出ることは今後もあると思う。
http://www.sankei.com/west/news/151116/wst1511160011-n1.html