恐喝事件で懲役8年の実刑確定後も健康状態を理由に服役していなかった淡海一家総長・高山誠賢(本名は高山義友希または姜義幸)が、大阪高検の出頭命令に応じて京都市内の検察施設に出頭し、今日午前中に大阪刑務所に収容された。
この件に連座して、収容を逃れる目的で虚偽診断書が作成された疑いがあるとして、診断書作成に関わった京都府立医科大付属病院と同大学には、強制捜査が行われる予定だという。
ご承知のように高山誠賢総長は、四代目会津小鉄会会長の故高山登久太郎の長男だが、会津小鉄会には加入せず、初代弘道会当時の司忍会長の舎弟となり、その後二代目弘道会から直参に昇格している。
今回のこの恐喝事件とは京都の土木建築業者から4500万円を脅し取ったという事件で、六代目山口組の若頭・高山清司もこの事件で現在府中刑務所に服役している。
2010年の同時期に、恐喝事件として京都府警に高山誠賢総長、高山清司若頭らは逮捕されているが、高山誠賢総長は地裁判決から控訴、上告と最高裁まで争ってきたが、途中2014年7月に生体腎移植手術を受けており、15年6月に最高裁で懲役8年の実刑判決が確定した後も1年半以上服役を引き伸ばしてきた。
http://www.sankei.com/west/news/170214/wst1702140008-n1.html