名古屋市内にある司組長の自宅に兵庫県警のガサがあったようです。
組織犯罪処罰法違反で二代目西脇組幹部の大谷豊が逮捕された事件が理由となっています。
ガサには当然家宅捜索令状というキチンとした令状が裁判所から下りるのですが、ヤクザに対してはいとも簡単に令状が出るようです。事件は直系組織の二代目西脇組傘下の事件ですが、事件当事者の所属する二代目西脇組本部くらいならまだ理解できますが、司組長の自宅への捜索が認められるというのは、やはり行き過ぎではないかと思うのです。
現場の刑事たちも事件に関連する物が、司組長の自宅から出てくるとは思っていないはずです。もし何かあるはずだと思っているなら警察官を辞めた方がいいかもしれません。
50人体制でわざわざ兵庫県から愛知県まで出向いてどんな収穫があるのか分りませんが、もう少しまともな捜査に時間と予算を使った方が良いのではと思います。
ただ、今回は山口組のトップへ踏み込んだんだぞと、警察の広報的な意味合い以外に何もないようです。
http://www.sankei.com/west/news/150501/wst1505010047-n1.html