山口組の顧問弁護士を務めた山之内幸夫先生の控訴審が棄却された。

大阪のアウトローで山之内幸夫の名前を知らない者はいない。
ヤクザの弁護士として有名な先生ですが、ヤクザ犯罪だけでなく一般人の事件も扱っています。通常テレビなどに出演したり知名度が高い弁護士になると、弁護料は高額になる傾向がありますが、この先生の場合こちらが拍子抜けするくらい料金が安かったのを覚えています。本当なら山之内幸夫という知名度があれば、かなりの料金を請求出来るはずです。

ちなみにヤメ検とわれる元検事の弁護士は、かなりの弁護料を請求してくるそうです。

山之内先生は過去に自身が被告となった事件で無罪を勝ち取っていますが、今回の事件については引っくり返すのは難しいと思います。今後上告を表明しているようですが、今回のこの事件での無罪は、やっぱりないと思えます。

山口組の顧問弁護士、ヤクザの弁護士、としての立場がなくともそもそも弁護士として非常に優秀で、そのうえ社会的弱者への理解がとても深く、話してみるとズバ抜けた人間味を感じさせる貴重な人材が、大阪弁護士会からいなくなる事はとても残念に思います。

山之内先生はエリート然とした容姿とは裏腹に大変な情熱家です。仮に法曹界を去る事になるとしても、その人柄と情熱で活躍できる場がたくさんあるように思います。

http://www.sankei.com/west/news/150707/wst1507070032-n1.html

一審判決について
http://takabeya.com/?p=388

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